杵と臼でぺったんこ～
歳末恒例の杵と臼でぺったんこぺったんこ餅を作る風景はすでに全国で絶滅してしまっているのであります。
残っているのは祭り・イベントとしてだけでしょう。
私の住む町内でもまいとし行っておりました。実行委員会の公衆衛生(パブリックヘルス)に関する認識は高く、今年のコロナ感染が起こる前にして疫学の勧告に十分応えるものでした。
ああ、それでも新型コロナウイルスは餅つきイベントを中止に追い込むのでした。
ここに疫学(公衆衛生学。感染症対策の科学的根拠)のほんとうの難しさがあります。
写真は私の入っている集合住宅での餅つき大会。２０１６年撮影。
不満に思うこと
菅首相殿、小池都知事殿
自分の言葉で新型コロナCOVID19撲滅についてもっと語ってください。
新型コロナCOVID19はまだまだ正体がわからないウイルスですが 感冒の範疇に収まることに間違いはありません。政治家しか撲滅を先導できません。
政府の感染症対策班や医療関係者がせいいっぱい頑張っているのにだんまりはいけません。ニュージーランドのアーダーン首相が国民に危機を訴え成功したことを思い起こしてください。
マスク着用と三密回避は科学的に正しい。100年前のスペイン風邪対応で効果は証明されています。
未知の感染症に対しては指導者の訴えがまさに必要です。
わたしの住むところから車で１５分の場所に県立公園があり、平野の中にしては池あり谷ありの起伏のある29.7ヘクタールの公園です。公園内にコリア庭園があり、韓国の京畿道との友好を記念して1990年に整備されたそうです。そこに両班の屋敷が移設されています。
イザベラ・バードは、朝鮮半島を汚い印象と見るところのない国だと書き残していたように思いますが、衰退していたころの朝鮮半島事情ということでしょう。両班(支配階級)は農民からの搾取で屋敷を造営し まっとうな政務にいそしむことがなかったのでしょう。
次の写真は両班の屋敷とは関係ないと思いますが、しかし後ろに見えるのが両班の屋敷です。少しグロテスクと言わざるを得ません。郷に入れば郷に従えといいますのでもちろん批判しているわけではありません。日高市の聖天院(高麗王若光の菩提寺)を見学したときにも同様のものを見かけました。きっと何か意味があるのでしょう^^。
end^^
はやぶさ２カプセル
