この写真は拾い物です
熊本市にある夏目漱石の旧居。窓口で入館料を支払ったら若い二人の女係員は私たち二人を無視してすぐに自分たちの作業に没頭してしまった。ちいさな催しを控えていたのであろう。否、私たち二人が文学好きのカップルに映っていたのでしょう。
静まりかえった旧居は大きくなかったが
いくつかの部屋に画されていた。鬼六なら撮影シーンにすぐに取り掛かったであろう。掛け軸のかかった広間に入った純情オイラは恋人を抱き寄せた。ベルト代わりの腰ひもを緩めて彼女の股間に手を差しいれた。受付の若い係員に気づかれるはずもないのに
彼女は少しだけ死角になる場所に移動して応えた。天草の資料館で知らぬ間に学芸員が近づいてきてご説明しましょうかと声掛けされたことがあったのだ。
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