2022年5月20日金曜日

長ネギ

 どうして育てるようになったか忘れてしまったけど、なにか理由があったのだろう。ネギ坊主を見てみたかったのかもしれない。いちど育て始めると捨てるのがもったいなくなり 惰性で育てています。

長ネギは地下茎を持っているわけではありません。長ネギの仲間のタマネギやニンニクのように体の一部を発達させて栄養を蓄える部分もありません。生長点を含めた5mmほどの茎状のようなものがあるだけです。地上に表れている部分(偽茎)を刈り取ると新たな葉が成長してきます。もう4,5年ほど生き続けています。ネギ坊主ができると枯れてしまうと思う。
写真の黒い点状のものは生き物です。なにかの幼虫と思っていた。長ネギの養分を吸っているのだと思う。取り除いても取り除いてもどこからか集まってきます。取り除きを数日おこなわないとくろだかりになってしまいます。そこで毎日綿棒で取り除いています。簡単につぶれ綿棒は紫色に染まります。1匹、2匹と取り除いていると他のものはたちまち逃げてしまいます。「すごい幼虫だなぁ」と逃げ足の速さに感心していました。
そうして初めて気づいたのでした。こいつらは羽をもった成虫です!! 長ネギが発する臭いをたよりにどこからか集まってくるのでしょう。





2 件のコメント:

  1. 取り逃した虫は地面にポトリを落ちます。

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  2. 犬の臭覚は鋭いことがよく知られていますが、魚や虫の臭覚センサーはもっと高性能かもしれない。

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妻の横顔 続

2017.7.21 撮影